令和8年
團團珍聞
Est. 1877

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ショベルカーで帰宅?ポーランド酔客、スーパーに突撃

ショベルカーで帰宅?ポーランド酔客、スーパーに突撃
午前1時、ポーランドの静かな町でけたたましい破壊音が響き渡りました。酔って家に帰りたかっただけの男が、なぜか巨大なショベルカーを運転し、スーパーマーケットの壁に突っ込んでいたのです。このあまりにもスケールの大きい「帰宅」劇の一部始終は、世界中の珍ニュース愛好家たちを呆れさせ、そして微笑ませています。 ## 午前1時の轟音、犯人はショベルカーと酔っ払い 事件が起きたのは、バルト海に面したポーランド北部の町ダルウォボ。通報を受けて警察が現場に駆けつけると、そこには世にも奇妙な光景が広がっていました。スーパーマーケット「Biedronka」の壁が無残に破壊され、店内にショベルカーが半分めり込んでいるではありませんか。 運転席にいたのは、36歳の泥酔した男。警察が検査したところ、彼の血中アルコール濃度はなんと2‰(パーミル)を記録。これは日本の酒気帯び運転基準(血中濃度0.3‰)の6倍以上というとんでもない数値です。男は近くの建設現場からこのショベルカーを拝借し、家路についたつもりが、操作を誤ってスーパーにダイナミック入店してしまったのでした。壁や窓、商品棚が破壊され、被害総額は5万ズウォティ(約190万円)にのぼるといいます。午前1時に叩き起こされた店長も、さぞ驚いたことでしょう。 ## 「ただ家に帰りたかった」男の驚くべき言い分 逮捕された男は、警察の取り調べに対し「ただ家に帰りたかっただけだ」と供述しているそうです。実にシンプル。しかし、我々の頭には巨大なクエスチョンマークが浮かびます。なぜ、ショベルカーだったのか、と。 タクシーを呼ぶでもなく、家族に迎えを頼むでもなく、彼が選んだ帰宅のパートナーは、黄色く輝く巨大な建設機械。酔った頭で「これなら早い」「鍵がなくても動かせそう」「なんだかカッコいい」などと考えたのでしょうか。夜道を重機で爆走する自分の姿を想像し、少しだけ誇らしくなったのかもしれません。しかし、そのスタイリッシュな帰宅計画は、スーパーの壁に阻まれ、あえなく終了となりました。 ## 血中アルコール濃度2‰はどれくらい危険な状態? ここで少し、「血中アルコール濃度2‰」がどれほど危険な状態か解説しましょう。‰(パーミル)は千分率を表す単位で、2‰は血液1リットル中に2グラムのアルコールが含まれている状態、つまり血中濃度0.2%を意味します。 医学的には1.5‰を超えると「酩酊極期」とされ、まっすぐ歩くことは困難になり、呂律が回らず、意識も混濁し始めます。まさに「正体をなくす」一歩手前の状態。そんな朦朧とした意識の中で、複雑なレバー操作が必要なショベルカーを運転できたこと自体が、ある意味では驚異的です。もちろん、絶対に真似してはいけませんが、人間の潜在能力(?)には驚かされるばかりです。 ## 世界よ、これが「重機でやらかす人々」だ 実は、重機を使った珍事件は世界中で後を絶ちません。銀行の壁をショベルカーで破壊し、ATMを丸ごと盗み出す大胆不敵な窃盗団。あるいは、駐車トラブルの腹いせに相手の車をフォークリフトで持ち上げてひっくり返す猛者。彼らの多くは金銭や復讐といった明確な目的を持っています。 しかし、今回のポーランドの男は違います。彼の動機は「帰宅」。ただそれだけ。そのピュアすぎる動機が、事件をどこか憎めない、愛すべき愚行へと昇華させているのです。他の重機犯が悪魔的な計画性を持つのに対し、彼は天使のような(?)無計画さで大惨事を引き起こしました。これぞまさに「人類のバカを愛でるメディア」が取り上げるにふさわしい事件と言えるでしょう。 ## 懲役10年?壮大すぎた「家路」の代償 ひとときの酔いと、壮大すぎる勘違い。その代償は、決して小さくありません。男は窃盗、器物損壊、そしてもちろん飲酒運転(しかも重機)の罪に問われています。現地報道によれば、最大で10年の懲役刑が科される可能性があるとのこと。 「ちょっと一杯」が、まさか懲役10年の可能性を秘めた冒険の始まりになるとは、彼自身も夢にも思わなかったはずです。彼が次にゆっくりと自分の家に帰れるのは、ずいぶん先のことになりそう。その時こそ、ショベルカーではなく、公共交通機関かタクシーを使うことを切に願います。

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よくある質問

血中アルコール濃度2‰は、どのくらい飲んだ量に相当しますか?
体重や体質で大きく変わりますが、一般的に体重70kgの成人男性が短時間でウォッカ(40度)をボトル半分(約350ml)程度飲むと到達する可能性がある危険なレベルです。まともに歩行もできない酩酊状態に陥ります。
事件現場のスーパー「Biedronka」はどんなお店ですか?
「Biedronka」(ビェドロンカ)はポーランド語で「テントウムシ」を意味し、国内最大の店舗網を持つディスカウントスーパーです。手頃な価格で国民に親しまれており、日本でいうイオンや西友のような存在です。
ショベルカーのような重機は簡単に盗めるものなのですか?
通常、重機は専用の鍵が必要ですが、古いモデルや管理の甘い現場ではキーが付けっぱなしの場合や、配線を直結してエンジンを始動させることが可能な場合もあります。しかし、専門知識なしで操作するのは極めて困難で危険です。

出典

  • Notes from Poland: Drunk man steals an excavator to drive home, ends up smashing into a supermarket
珍事件海外ポーランドおバカ