令和8年
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シカゴ刑務所、囚人連続死の謎。凶器はなんと『本』だった?

シカゴ刑務所、囚人連続死の謎。凶器はなんと『本』だった?
シカゴのクック郡拘置所で、囚人たちの不可解な連続死が当局を悩ませていました。2023年1月以降、複数の囚人が独房で次々と命を落とし、現場には殺人の痕跡も事故の形跡もないのです。唯一の手がかりは、床に散らばった焦げた紙片だけ。捜査の末に判明したその驚くべき真相は、彼らが『本』を分解し、危険な自作ドラッグとして吸引していたという、にわかには信じがたいものでした。 ## 独房に散らばる謎の「焦げた紙片」 事の発端は2023年1月、57歳の囚人が独房で冷たくなっているのが発見されたことでした。死因は不明。しかし、それからわずか2週間も経たないうちに23歳の囚人が、さらにその後には35歳の囚人が同様の状況で死亡。現場にはいずれも、奇妙な焦げ跡のある小さな紙片が散乱していました。 外部からの薬物の流入も考えにくい厳重な警備体制の中、当局は頭を抱えます。一体全体、彼らは何を使って、どのようにして命を落としたというのか。謎の紙片を分析した結果、捜査官たちは前代未聞の事実にたどり着くことになります。 ## 禁断の錬金術、本のページがドラッグに変わる時 結論から言うと、彼らは「本を吸って」いました。そう、読書に使うあの本です。 刑務所内で数少ない娯楽であり、比較的容易に手に入る本。囚人たちはその本を驚くべき方法で「再利用」していたのです。具体的には、ハードカバーの表紙やしおりの紐などを細かく裂き、水に浸してふやかします。それを電子レンジなどで乾燥させ、タバコのように巻いて火をつけて吸引する。この一連の工程は、まさに塀の中の「禁断の錬金術」とでも呼ぶべきものでした。 しかし、なぜ本のページでハイになれるのでしょうか。専門家によれば、本の製造過程で使われる接着剤やインクの染料に含まれる化学物質が、燃焼することで有毒ガスとなり、幻覚作用などを引き起こす可能性があるとのこと。もちろん、これは人体にとって猛毒以外の何物でもありません。快楽を求めたはずの行為が、自らの命を奪う結果につながってしまったのです。その情熱と創意工夫、どうして別の方向に活かせなかったのか。思わず天を仰ぎたくなります。 ## まさかの対策「ハードカバー禁止令」発動 この異常事態を受け、クック郡保安官事務所は前代未聞の対策に乗り出しました。それは、刑務所内への「ハードカバー書籍の持ち込み禁止」です。加工しやすく、より多くの化学物質が含まれていると見られるハードカバーが主な材料となっていたための措置でした。 さらに、紙類全般の監視も強化。囚人たちにとって数少ない慰めであったはずの読書が、命に関わる危険行為と見なされるようになってしまったのです。「読書の権利」と「安全確保」という、本来交わるはずのない二つの概念が、奇妙な天秤にかけられる事態に。ソフトカバーならまだセーフ、というのも何だか腑に落ちませんが、それほど当局も切羽詰まっていたのでしょう。 ## 読書は命がけ?人間の飽くなき探究心 この事件は、どんなに厳しい環境に置かれても、人間が快楽や刺激を求めてしまうという根源的な欲求を浮き彫りにしています。限られた資源の中で知恵を絞り、目的を達成しようとする執念。そのベクトルがほんの少し、いや、致命的に間違った方向へ向かってしまったのが今回の悲劇(であり喜劇)でした。 古来より「読書は心の栄養」と言われますが、まさか物理的に吸引し、文字通り「身を焦がす」ほどの読書体験に挑む者たちが現れるとは。人間の飽くなき探究心には感心させられますが、命を懸けてまで試すことではなかった。こればかりは、断言できるのではないでしょうか。

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よくある質問

囚人たちはなぜ本を吸おうと思ったのですか?
刑務所内でハイになるため、比較的手に入りやすい本を利用しました。本の製造に使われる接着剤や染料などの化学物質を燃やすことで、幻覚作用などの効果を得ようとしたと考えられています。
本を吸う行為は本当に危険なのですか?
非常に危険です。本の製造に使われる化学物質は吸引を想定しておらず、燃焼させると有毒ガスが発生します。実際にこの事件では、吸引した複数の囚人が死亡しています。
この事件の後、刑務所ではどのような対策が取られましたか?
事件が起きたシカゴの刑務所では、材料として使われやすかったハードカバーの本の持ち込みを禁止しました。また、囚人が扱う紙類全般に対する監視も強化されています。

出典

  • Bored Panda: Chicago authorities are cracking down on inmates’ use of books, and paper in general, after a string of eerie fatalities that began in 2023.
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