令和8年
團團珍聞
Est. 1877

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「もう二度と釣りはしない」ナマズ釣りでワニが釣れた米国人

「もう二度と釣りはしない」ナマズ釣りでワニが釣れた米国人
アメリカの釣り人が、ナマズを狙って釣り糸を垂らしたところ、上がってきたのはアリゲーターだったという一件が話題になった。本人が残したコメントは「Would not fish again(もう二度と釣りはしない)」。その潔い諦め方がAmazonのレビューみたいで妙に笑える。 ## ナマズのはずがワニ、どういうこと? アメリカ南部、とりわけフロリダ・ルイジアナ・テキサスあたりでは、アリゲーター(アメリカワニ)は川や沼に普通にいる。地元の人々は「あーまたいる」くらいの感覚で共存しており、観光客が驚いて写真を撮っているのを横目に地元民が「早く移動してくれ」という顔をするのが日常だ。 ところが釣り人にとっては、アリゲーターは完全に「想定外の釣果」である。今回の人物もナマズ(キャットフィッシュ)を目当てに糸を垂らしていたところ、引きがあまりにも強い。上げてみたらワニだった、というわけだ。 ## なぜワニが釣り針にかかるのか この「ワニが釣れた」という事案、実はアメリカ南部では定期的に報告されている。アリゲーターは動く獲物に反射的に噛みつく習性を持っており、釣り針についた餌や小魚を横から奪おうとして自分もかかってしまうケースが多い。 フロリダ州の野生生物当局には年間数千件規模でアリゲーターに関する問題報告が届いており、「アリゲーターに餌をやらないこと」という注意喚起も続いている。しかし今回の釣り人は、意図して餌をやったわけではまったくない。向こうが勝手にかかってきたのだ。これが不可抗力というやつである。 ## 釣り針を外す作業が本番 ここで見落としがちなポイントがある。ワニが釣れた「後」の話だ。 アリゲーターの顎の力は、成体で約1,500〜2,000キログラム相当とも言われる。自動車をぺしゃんこにできる強さだ。そんな生き物が釣り糸の先に繋がっている状況で、釣り針を外すにはどうすればいいのか。 正解は「専門家(ヌーサンス・アリゲーター・ハンター)に連絡する」である。フロリダ州では免許を持つ専門ハンターが対応するシステムが整備されており、一般市民がワニに触れることは基本的に禁止されている。つまり釣った本人は釣り針をそのまま取り返せない可能性が高い。竿ごとあきらめた釣り人も、きっとどこかに存在するはずだ。 ## アメリカ南部の釣りは別次元 日本の釣り人が遭遇する最大のトラブルといえば、根がかりか大物に竿を折られることくらいだろう。アメリカ南部の釣り人はそれに加えて、「今日の釣り相手が自分を食べる可能性があるか」を考慮に入れなければならない。 それでも彼らは釣りをやめない。今回の人物は「もう二度と釣りはしない」と宣言したが、南部の釣り文化の深さを鑑みると、この決意が翌週まで持続する確率はかなり低い。人類の懲りなさを、今日もやさしく愛でたい。

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よくある質問

アリゲーターが釣り針にかかることはよくあることですか?
アメリカ南部では定期的に報告される事案です。アリゲーターが釣り針の餌を狙って噛みついてしまうケースが多く、フロリダやルイジアナなど湿地帯の多い州では珍しくありません。
ワニが釣れてしまったらどう対処すればいい?
フロリダ州では一般市民がアリゲーターに触れることは禁止されており、免許を持つ専門ハンター(ヌーサンス・アリゲーター・ハンター)への連絡が正式な対処法です。自力でなんとかしようとするのは非常に危険です。
キャットフィッシュ(ナマズ)釣りとはどんな釣りですか?
北米のナマズの一種で、アメリカ南部の川や沼に多く生息します。夜釣りも人気で底付近を泳ぐため、同じ水域に潜むアリゲーターと接点が生まれやすい環境でもあります。

出典

  • Fark.com: Instead of catfish, fishing line contained alligator. Would not fish again
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