令和8年
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妻が夫の馬に「ウマヅラウマオ」と命名?ネット投票の悪夢再び

妻が夫の馬に「ウマヅラウマオ」と命名?ネット投票の悪夢再び
「夫の愛馬の名前をネット投票にかけたら、Horsey McHorseface(ウマヅラウマオ)が圧勝しちゃった」。そんな夫婦のやり取りを描いた一枚の画像が、海外のネットユーザーを大いに沸かせています。これは、あるInstagramアカウントが投稿したミーム画像ですが、そのあまりの「ありえそう」な展開に、多くの人が笑いと共感を禁じ得なかったのです。 ## 発端は『ウマヅラウマオ』という衝撃 発端となったのは、結婚生活の「あるある」ネタを投稿するInstagramアカウント「marriedmemes」に投稿された一枚の画像。そこには、夫婦と思われるテキストメッセージのスクリーンショットが写し出されています。 > 夫「馬の名前、伝統的なやつにしてくれよ。Thunderとか、そういう…」 > 妻「もう遅い」 > 妻「ネットで投票したら『Horsey McHorseface』が勝っちゃった」 夫のささやかな願いを木っ端微塵に打ち砕く、妻からの無慈悲な宣告。サンダー(雷鳴)という勇ましい名前を望む夫に対し、妻が突きつけたのは「Horsey McHorseface」。日本語に意訳するなら「ウマヅラウマオ」とでも言うべき、ふざけきった名前です。このユーモアと絶望のコントラストが、多くの人のツボを刺激しました。 もちろんこれは作られたミーム画像であり、実際に「ウマヅラウマオ」と名付けられた馬がいるわけではありません。しかし、なぜこの架空のやり取りがこれほどまでにウケたのでしょうか。その背景には、インターネット史に刻まれる、ある伝説的な「やらかし」事件が存在します。 ## 既視感の正体は伝説の『Boaty McBoatface』 多くの人がこのミームを見て思い出したのが、2016年にイギリスで起きた「Boaty McBoatface(ボーティ・マックボートフェイス)」事件です。 英国自然環境研究評議会(NERC)が、約2億ポンド(当時のレートで約300億円)を投じて建造する最新鋭の北極調査船の名前を、なんとインターネットの一般公募で決めようとしました。この壮大な試みに対し、ネット民は悪ノリという名の熱狂で応えます。 元BBCのラジオ司会者が冗談で提案した「Boaty McBoatface」という名前が、あれよあれよという間に支持を集め、最終的に12万4109票という圧倒的な得票数で1位に輝いてしまったのです。「フネデ・フネノスケ」とでも訳せそうな、威厳ゼロの名前。2位につけた格式高い名前の4倍近い票を集めての圧勝でした。 まさかの結果に、NERCは頭を抱えたことでしょう。巨額の国費を投じた調査船に、そんな名前を付けられるわけがありません。結局、船の名前は著名な自然科学者サー・デビッド・アッテンボローにちなんで「RRS Sir David Attenborough」に決定。そして「Boaty McBoatface」は、その船に搭載される無人潜水艇に命名されるという、なんとも絶妙な落としどころで決着したのでした。ある意味、最も深海にふさわしい名前になったのかもしれません。 ## なぜ人は『McBoatface』を繰り返すのか Boaty McBoatface事件以降、「-y Mc-face」という命名スタイルは、ネットの悪ふざけの定番となりました。スウェーデンでは列車に「Trainy McTrainface」、オーストラリアではフェリーに「Ferry McFerryface」という名前が投票で選ばれ、当局を悩ませています。 なぜ人々は、真面目な公募に対してこのような悪ふざけをしてしまうのでしょうか。そこには、権威に対するささやかな反骨精神や、匿名の集団だからこそ生まれる一体感、そして何より「その方が面白いから」という、極めて人間的な動機が見え隠れします。インターネットという広大な空間では、時に個人の小さな悪ノリが巨大なうねりとなり、現実世界にまで影響を及ぼすのです。 ## ミームは現実を映す鏡 今回話題になった「Horsey McHorseface」のミームは、架空の話です。しかし、そこにはBoaty McBoatface事件という「実際にあった、もっと面白い話」が下敷きとして存在します。このミームが広く共感を得たのは、人々が「ネットならやりかねない」「うちの妻(あるいは夫)ならやりかねない」というリアリティを感じ取ったからに他なりません。 壮大な国家プロジェクトから、夫婦間のささやかな主導権争いまで。インターネット投票という舞台の上で繰り広げられる「人類の愛すべきバカ」の物語は、これからも私たちの日常に笑いと、ほんの少しの教訓を届けてくれることでしょう。あなたの隣でも、新たな「Mc-face」が生まれようとしているかもしれませんよ。

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よくある質問

Horsey McHorsefaceとは何ですか?
夫の愛馬に名前を付けたい妻がネット投票にかけた結果、1位になったとされる架空の名前です。「ウマヅラウマオ」のようなユーモラスな響きを持ち、Boaty McBoatface事件を彷彿とさせるネットミームとして広まりました。
Boaty McBoatface事件とは何ですか?
2016年にイギリスの新型調査船の名前を公募したところ、ふざけた名前「Boaty McBoatface」が圧勝した事件です。結局、船名は変更され、この名前は船載の無人潜水艇に付けられましたが、ネット投票の危うさを示す象徴的な出来事となりました。
なぜネット投票では変な名前が人気になるのですか?
権威へのささやかな反抗心、多くの人が参加することで生まれる一体感、そして単純な言葉の面白さなどが組み合わさり、真面目な候補よりもユーモラスな選択肢に票が集まりやすいと考えられています。

出典

  • Bored Panda: Bored Panda, "39 Highly Relatable Memes About What Marriage Is Really Like"
  • BBC News: BBC News, "'Boaty McBoatface' tops public poll for new polar research ship"
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